分からない話ではない
美しい俳優がなくなった。
私も、病気を持ってて、しばしば命を絶つことが
頭をよぎる。
ギリギリの瀬戸際で、博打の様なタイミングで
助けられたこともある。
死なないように、なんとかやりすごす。
沈んだときには、それしか頭に浮かばない。
でも、選ぶというチョイスもある。それは
脳のどこかにこびりついていて、離れない。
この苦しみから「解放」されたく、もがき苦しむ。
人と出会ったり、嬉しいことがあったり
頑張ったりして、
テンションが上がった後、
一人になるとそれは襲ってきて 一晩戦うこともある。
そんなとき、誰かに助けを求めることなど
頭に浮かばない。浮かぶとしたら、まだ底ではないとき。
今は 肉体と精神のズレから
解き放たれ、安らかな世界にいるのだろうか。
彼の魂の平安を祈ります。